添乗員付きツアーで行く旅行は現地では何も考えなくても付いて行けばそれなりに楽しめてお手軽ですが出発前の荷造りはどうしても必要になってきます。
添乗員さんからの出発前の電話もタイミングが合わなければ話せなかったり、代表の人のみだったり、困ることもありますよね。
この記事では
- これは必ず持っていくべき!というもの
- 忘れがちだけどあると良いもの
- お役立ちグッズ
を海外旅行添乗員だった筆者がお伝えします。
ガイドブックやスマートフォン等、皆さんが絶対に忘れないものを除いて『持ってくれば良かったー』と言われるものを挙げてみました。
ぜひご参照いただき不安なく快適な旅行に出発していただけたらと思います。
それでは順番に見ていきましょう!
持ち物 10選!
腹巻タイプの貴重品ホルダー
これは防犯対策全般の記事でも触れましたがどの国でもあった方が良いです。
特にイタリアでは絶対に持ってきて下さいとお客様にご案内していました。
残念ながら使っていなくて盗難に遭った方もたくさん見てきました。
バッグや財布は開けられたり盗られたりしてしまうものです。
これは仕方がありません。
なのでパスポートやEチケット控え、その日一日は使わない多額の現金、免許証、保険証、キャッシュカード等イタリアでは使わないカード類、日本円のお札は貴重品ホルダーで管理しましょう。
小銭、紙幣、カード数枚のみ入れる財布又はポーチ
日本で使っている財布はイタリアでは不要なものがたくさん入っていて重いので観光では荷物になりますし財布自体がブランドものだったりしてスリの目を引きます。
100均のペンケースのような紙幣サイズのポーチや二つ折財布がおすすめです。
天候対策(日差し&雨&乾燥&寒さ)
訪れる季節にもよりますが、イタリアの夏の日差しは強烈です。
日傘は邪魔になることも多いので強力な日焼け止めは必須です。
そして冬の寒さは底冷えがします。
若い方で素足の方がたまにいますが異様な目で見られています。
重ね着やヒートテックでしっかり防寒対策をして歩きやすい靴を心掛けましょう。
また夏でも飛行機の中や空港、ツアーの観光バスの中は冷房が効いていて寒いことも多いです。
私は機内には必ずフード付きのたためるライトダウンを持って行きます。
そして地中海は乾燥性の気候です。保湿対策もお忘れなく!
ホテルの部屋用 サンダル又はスリッパ
高級なツアーで泊まるホテルには備え付けていることもあるかもしれませんが、大抵のホテルにはスリッパはありません。
ご自身でお持ち頂くことをお勧めします。
スリッパではなくサンダルにすると多少部屋の外へも行けるので便利かと思います。
部屋着(パジャマ)
スリッパと同じく部屋着もないので自分で用意しましょう。
夏以外は少し厚手の部屋着もあった方が良いです。
イタリアのホテルは日本のようなふかふかの布団はほぼ見ないので寒くてもブランケットで調整したり、そのブランケットも数が足りないなんてこともよくあります。
部屋で過ごしたり、寝る時であっても重ね着て調整がいるかもしれないと思って用意して下さい。
洗面&シャワー用品
シャンプーやボディソープを備え付けているホテルもたまにありますがほとんど無かったりあっても自分に合わないものが多いと思います。
特に女性の方はいつも利用されてるものをご用意下さい。
変換プラグ
イタリアはコンセントの穴の形がCタイプという日本とは違う形をしています。
よく色んな形に変えられる万能タイプの変換プラグもありますが私は100均のものを愛用してます。
コンパクトで接触不良も起こりにくいのでおすすめです。
カメラやスマートフォン等は元々220VまでOKなものが多く電圧を変える必要がないので変換プラグだけで大丈夫です。
ドライヤーやヘアアイロン等、熱を発する系の家電は電圧を変える必要があるのではじめから海外対応品を用意するか、変圧器も内蔵されている変換プラグを利用して下さい。
これを使わずにドライヤーから煙が出たり、ホテルのフロア全体のブレーカーを落とした方もいるのでご注意下さいね。
あ、あとコンセントが少ないからといってタコ足配線の利用もご法度です!
常備薬
何事もないのが一番ですが何かあったときのために安心です。
添乗員からも口に入るものをお渡しすることは出来ないので各自ご用意ください。
解熱鎮痛剤、整腸薬、胃薬、喉の痛みに効く薬などなど。
また下痢や嘔吐の時は水分補給が大事なのでスポーツ飲料の粉やゼリー飲料、たくさん歩くので塗るタイプの筋肉痛の薬も何度も役に立ちました。
着いた日の分の飲み物
これは機内持ち込みではなく、預けるスーツケースの方にの取り出しやすいように入れておいてターンテーブルで荷物が出てきたらすぐ取り出します。
到着してすぐ観光があるときは飲み物をすぐ買えないことも多く、両替したてですぐに小銭の用意がない方も多いからです。
イタリアツアーではバスドライバーがお小遣い稼ぎでお水を1ユーロで販売してることもありますが持ってるかどうかはドライバーによるので行ってみないとわかりません。
また別の記事で改めて紹介したいと思いますが、両開きのスーツケースだとちょっとしたものを取り出すにも横に倒してカギを開けねばならず使いにくいので箱型(フロントオープン)や外側にファスナーポケットがあるタイプのスーツケースが本当に便利でおすすめです。
エコバッグ、ビニール袋
日本も定着してきましたが基本 袋は有料です。
持ちやすく軽いエコバッグをご準備下さい。
またビニール袋はちょっとしたごみを入れたり、仕分けたり、
油が染み出そうなサンドイッチやスイーツを買った時も紙袋やペーパーに包んで『はい!』と渡されたりするので重宝します。
まとめ
いかがでしたか?
実際探せば現地で手に入るものですが予め用意しておくと安心で、旅を楽しむことに集中できますので、ぜひ出発前の荷造りにお役立ていただけたらと思います。
それでは良い旅を♪