添乗員が教える!長い飛行機移動を快適に過ごすコツ!

『旅行は好きだけど長いフライトが辛い』
『行き来だけで疲れてしまって十分に楽しめない』なんて
長い飛行機移動に慣れていなくてヨーロッパや南米、北アフリカなどの10時間以上のフライトや乗り継ぎがある国を避けている方もいるのではないでしょうか?

この記事では海外添乗員経験のある筆者が実際行っていた長い飛行機移動を快適に過ごすためにできること用意すべきものをお伝えします。

ぜひ最後までお読みいただき不安なく快適なご旅行にお役立ていただければと思います。
それでは順番に見ていきましょう!

もくじ

過ごし方

目的地の時間を意識して過ごす

飛行機に乗り込んだら時差を確認しましょう。
私はアナログの腕時計をすぐに現地時刻に変えてしまっていました。
そして現地時間になるべく合わせておなかのすき具合や眠気を調整するようにしていました。
(とは言ってもすぐには体から日本時間の感覚は抜けないので着いて暫くは朝早く目覚めてしまったり夕方眠くなったりはしてしまうかと思います。。。)
でもとりあえずは意識しておく方が心構えができるのでおすすめです。

フライトの流れを知っておく

飛行機が飛び立ってから現地に着陸するまでに何時間かかり、どんな流れで機内サービスがあるのかを把握しておくことは大切です。
機内で食事を摂るか、事前に済ませておくか体調と相談して決めておくと良いと思います。

機内食はだいたいがハイカロリーな上に
上空では消化機能が弱まります。
配られるとついつい食べてしまいがちですが
配られるものの全てを食べると
胃腸が疲れてしまう方が多いのでお気をつけ下さい!

日本から中東やヨーロッパへの飛行はだいたい10~12時間、北米ですと13時間になったりします。
すると飛び立ってから1時間半くらいと到着2時間前くらいに食事のサービスがあり、間には起きてる方にスナックや軽食のサービスがあるというのことが多いです。
各航空会社にもよるので事前にホームページなどを確認しても良いと思います。

クッションの位置に気を付ける

飛行時間が長いフライトだと小さいですが枕・クッションとブランケットを各席に備えていることが多いです。
よくクッションを首の後ろに置いている方を見かけますが 辛くないですかね?
私は肩甲骨の間~少し下にクッションを置いて、少し座席を倒し 浅く腰掛けるのがベストな姿勢でした。
人によって身長や体型は様々ですので合う合わないはあると思いますがなんとなく皆してるからと言って同じにせずベストポジションを探して下さいね。

靴は脱ぐ

靴は意外に足をホールドしていてリラックスを邪魔しています。
乗り込んで落ち着いたら靴は脱いでおきましょう。
気になる方はスリッパや汚れても良い靴下を用意しておくといいです。

ちなみに前が座席でなく壁になっている席は離着陸の時は
靴を脱いで置いておけないので少ししてから脱ぎましょう。

基本的には寝る

格安ツアーだと中東乗り継ぎで日本を夜に出発し、乗り継ぎ時間は長めにあって更には現地に着いたら観光してからホテルに入るなんてこともありますので、その際はとにかく寝ておきます!
映画なんてたくさん見てたら現地でふらふらです。
また直行便でもホテルに着けるのは夜遅くで次の日は普通に朝から出発なんてことも多いので、その際も休める時には休み貯めしておくつもりでリラックスするのがおすすめです。

おすすめの持ち物

耳栓、アイマスク

ここまでお伝えしてきた最優先の過ごし方『寝る』を実践するために必要不可欠なものです。

耳栓はあるとないとでは眠りの深さが全然違います。
飛行機の中は人の声だけでなく飛行機が飛ぶ音(エンジンなのか、風をきる音なのかわかりませんがゴーっという音)がずーっとしています。
ぜひ耳栓ではねのけて下さい。
またアイマスクも安眠のためですが、旅の必需品のサングラスで代用しても良いと思います。

たためるライトダウン

夏でも必須です。私は首まで覆うと暖かいのでフード付きのものを使っていました。
席に備え付けられたブランケットではしのげないほど寒い機内は多いです。
もしも暖かかったらラッキーと思って必ずお持ち下さい。
もし使わなくてもたたんでクッションがわりに重宝します。

着圧ソックス

長時間座り姿勢と気圧の低さで足がむくんでしまって靴がきつくなってしまうことがあります。
完全に防ぐことは難しいですが履かないよりは良いのでおすすめします。

機内では足首を回したり、トイレに立った際には軽く屈伸運動をしたりしてエコノミークラス症候群に注意しましょう。
水分補給も忘れずに!

保湿アイテム

飛行機内はカラッカラです。
最近は皆さんマスクを常備していますが保湿機能の付いたマスクを用意したり、化粧水やリップクリームもあると安心です。

コンタクトの方はメガネ

上記のように機内は乾燥していますし、長時間だと睡眠もします。
コンタクトの方は飛行機に乗る前に外しておくと良いです。
外してからメガネがないことに気が付く方も多いので忘れないようにご注意下さい。

事前に一工夫

好みの席を確保する

添乗員の場合、降りてからお客様をまとめたり何かあった時に動きやすいよう機体の前方通路側をリクエストしていて航空会社の方でも配慮してくれることもありますが、基本的にツアーの場合は一般の方よりリーズナブルに席を確保している関係で事前の座席指定をできないことがほとんどです。
それでもとりあえずチェックインの際に聞いてみたり、追加代金を払って指定できる席がないか確認しても良いかと思います。
個人で手配する場合、最近は事前座席指定できることがほとんどです。

日本人の方はトイレに行く際に人に気を遣うのが嫌だからと
通路側の席を好む方が多いですが
窓側の方が無駄に起こされることもなくて
安眠のためにはおすすめです。

特別ミールのオーダー

これはちょっと番外編ですが、、、
機内食には事前にオーダーすれば用意してもらえる特別ミールがあります。
糖尿病の方、ヒンズー教の方、ベジタリアン、ヴィーガン などなど
事前リクエストをしておくと配り間違えの無いように他の方より先に配られることが多いです。
後の方に配られると起きて待ってる時間も長くなるので先に配られるのもいいですよね。
当日メニューが選べないという難点もありますがもし興味のある方はやってみてもいいかもしれません。

まとめ

いかかでしたか?

長い飛行機移動中の過ごし方は目的地に着いてからの体調に大きく影響します。
しっかり対策をして 快適なご旅行 & 帰国後も元気な元の生活 ができるようお過ごしいただければと思います。

それでは良い旅を♪

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