添乗員が教える!【海外ホテル】部屋に入ったらすぐすること

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海外ホテルでは日本との違いに戸惑うことがあったり、何か不便があってもそのままにしてなんとなく残念な思い出が残ってしまうなんてことありませんか?

海外では「何も言わない」=「不満がない、満足だ」ということになりますので、何か気になることがあるなら遠慮なく伝えることが良い旅をする上で重要です。

の記事では海外添乗員として色んなホテルを利用してきた筆者が旅の初めにいつもお客様にお願いしていたホテルチェックイン後のお部屋の確認事について詳しくお伝えいたします。

海外旅行中でもより快適な滞在ができるようお読みになり実践していただけたらと思います。
それでは順番に見ていきましょう!

もくじ

部屋に入ったらすぐに確認すること

電気系(トイレ、お風呂、枕元、エアコン、ドライヤー)

まずは各ライトが点くか確認しましょう。
部屋によっては鍵を入り口扉近くの壁にに差し込むことで主電源が入ります。
ヨーロッパスタイルのホテルだと明るすぎないことでリラックスできる空間を演出することが多く点けても暗いことも多いので一つが点かないだけでも結構暗くて不便なので気を付けましょう。

またエアコンも作動するか確認します
季節によってはホテル全体で使えないようになっていることもありますが言えば設定を変えてくれたり、寒ければブランケットやポータブルのストーブを貸してくれることもありますよ

部屋にある場合はドライヤーも見てみましょう。
壁についていたり、テレビ台の下やクローゼットにあったりします。
いざ使うときになって壊れていたりすると困るので先に確認しましょう。

水道系(トイレ、洗面、シャワー)

水回りも大事なのでしっかり確認します。
トイレの水が流れるか、洗面の水は出るか、シャワーは壊れてないか、お湯が出るか
これも使うときになってから気づいたのでは遅いので先にチェックしまておきましょう

ちなみに団体ツアーだったりで多くの人が同時に大量のお湯を使うとしばらくお湯が出ないことがあります。
これは壊れているわけではないので時間をずらすしかありません。

チェックインしてすぐであれば壊れてるということで直したり、部屋を交換してくれたり対応してもらえるので早めのチェックが重要です。

備品(タオル、アメニティ)

タオルが人数分あるか、アメニティもあるか確認します。

元々欧米諸国は日本よりエコの意識が進んでいるので置いてあるアメニティは少な目です。
泡立たない固形シャンプーとかハンドソープとボディソープとシャンプーが一緒になっていたり
コンディショナーはある方が珍しいと思います。
同じようにスリッパや部屋着、ポットもほとんどないので必要な方は事前に自分で用意しましょう。
またバスタブの蓋もないことが多いのでどうしても湯を溜めたい方は100均のシリコンカバーやビニール袋を持って行って代用すると良いです。

さすがにタオルは絶対あるはずなので足りないようなら先にもらっておきます

ブランケットなど追加で欲しい場合も先に伝えれば在庫があるかもしれないので早めに確認しましょう。

非常口

忘れがちですが非常口を確認しておくことは大変重要です。
なにかあった時に慌てないようホテルの部屋を出てからどっちの方向か大抵部屋のドア等に書いてあるので確認するのを忘れないようにしましょう。

不備があった場合の対処法と注意点

ツアーの場合はしばらくは添乗員がフロント近くに待機しているので伝えて対応してもらえばOKです。

個人の場合は自分でホテルスタッフに伝えます。
会話に不安の無い方は電話でもいいですが苦手な方はフロントで直接スタッフの顔を見ながら話しましょう。その方が身振り手振りやいざとなったら紙に絵を描いて伝えたりすることができます。

その際に注意したいのが表情や話し方です。
まずはスタッフに挨拶をしてから ちょっと部屋に問題があってね、と伝えていきます。
何か不備があったとしても今話しているその人のせいではありません。
感情的に話をすると、その時点で「変な人が来た」と認識され力になってあげようと思ってもらえなくなります。
これはホテルの不備を伝える時だけでなくどんな時にも通じる話なので覚えておきましょう。

私は日本人のおじさんが入国審査で伝えたいことが英語で伝えられずもどかしいのか机を叩いてしまい、その後すぐに別室へ連れていかれるのを見たことがあります。
感情的になる人=ヤバい人 なので気を付けましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

実際色々対策しても思いもよらぬトラブルに見舞われることもありますが全てが日本にいるような感覚でスムーズに進んでは逆に物足りないものです。

『違いを楽しむこと』が旅を面白く、より魅力的にすると思うのでぜひ「こんなことが気にならないなんて、なんて大らかな人たちなんだろうか(笑)」という視点を持っていただくことをお勧めします。

その一例として、、
この写真はギリシャのサントリーニ等のやや高級なリゾートホテルのバスルームです。


トイレの便器からトイレットペーパーが遠い。。。
座ったまま使うことが出来ないです。作るときにこんなことが気にならないくらいなので本当に流石ですよね。

では皆様も良い旅を♪

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