間違いない!失敗しないパッケージツアーの選び方【添乗員おすすめ】

地図とカメラ

だんだんとコロナが落ち着いてきたという見解の国が多くなってきたため、入国の規制が緩くなり始めましたね。
日本はまだ帰国したときの手続きが長いのでもうしばらく気軽に海外旅行は行きにくいですが少しずつ再開が近づいてきた気がする今日この頃です。

皆さんはパッケージツアーを選ぶ時サイトやパンフレットのどんな所を見て決めていますか?

いいなと思ってきめたツアーに実際参加してみたら…

こんな内容だったなんて!
楽しみにしていたのに残念。

なんて経験ありませんか?

この記事では、そんな参加してみての「残念」を回避するためのツアーの選び方を海外旅行の添乗員をしていた筆者がお伝えします。

ぜひご覧いただき自分にマッチしたツアーを選び、満足度の高いご旅行を楽しんでいただければと思います。
では順番に見ていきましょう!

もくじ

ツアー選びに失敗しないために大事なこと

参加してみて残念な気持ちというのは期待やイメージと実際の内容のギャップが大きい時に感じます。
そのためツアー内容をしっかり理解した上で参加すれば落胆を回避できます。

正しく理解するためにパンプレットやサイトを見る時のポイント

観光内容

「○カ国、〇都市巡る!」なんて文言に魅力を感じてはいませんか?
本当に体力がありチラッと見るだけでもいいので訪れたいという方はいいですが、そうではない方にとっては 訪問する場所の数が多いことをアピールしているツアーは詰め込み過ぎていて忙しく観光を楽しむのではなく修行のようになりがちです。
へとへとで楽しむどころではなく最終的にはどの写真がどこの都市かもわからなくなってしまっては折角行ったのにもったいない。
やはり見どころや特に興味のある場所をじっくり観光することを謳っているツアーの方がおすすめです。

また行程を見る際には観光方法のマークもチェックしましょう。
基本的には●は入場、◎は下車(つまり外観のみ)、〇は車窓となっていることが多いですがそれぞれ初めに確認して勘違いの無いようにしておきましょう。

ホテルの立地・グレード

ホテルは寝るだけなのでベッドがあって屋根があればそれでいいという方も稀にいますが、気になる方も多いと思います。
「必ずここに泊まります」という場合以外は旅行会社毎にある程度このホテルはこれ位とグレードを決めていて「○○グレード(クラス)に宿泊」となっていますので自分の許容範囲か確認しましょう。

また立地も重要なポイントです。
例えば「パリ市内の地下鉄駅徒歩1.5キロ圏内のホテルに宿泊」となるとまずパリの中心部ではありません。
パリ市内は山手線の内側より若干広いです。
駅までもし本当に1.5キロあったら徒歩15~20分かかります。さらにそこから地下鉄に乗って中心部まで出るとなるとホテルから片道約40分と言った所でしょう。
少しでも出費を抑えてその分お土産や他のことに使いたいという方はいいのですが、移動だけでも疲れてしまう方は気を付けて下さいね。
こういった場合ホテルを中心地に変更できるオプショナルがプラス数万円で設定されていることが多いです。
少しお金を払うと町に出るのも簡単で、途中部屋に帰ることも容易なホテルに変更できるので自由行動のある都市の連泊などでは大変おすすめです。

都市の移動方法

長い距離を移動する時にバスなのか飛行機なのか列車・電車なのかも気にすべきところです。
バスは車窓がのんびり楽しめて、荷物を運ぶ手間がなく、寝てれば着くのがいい所ですが椅子に長く座っているのが嫌な方には苦痛かもしれません。
飛行機は移動の時間自体は短いです。しかし搭乗手続きのために早く空港に行かなければならないので実際そんなに時間短縮にはならなかったりします。そして飛行機が遅れることも多々あります。
列車・電車は車窓も見られてバスより乗車時間が短いことが多いですが、その分少しツアー代金が高くなります。
好みによりますがいくつかの似たようなツアーを比較する時に確かめておきたいポイントですね。

行き帰りのフライト

フライトの便名や航空会社が予め決まっている場合は

  • 直行便なのか、乗り継ぎ便なのか
  • 席はお連れ様と近い席を用意してもらえるのか
  • 日本の発着時間と現地の発着時間は朝早すぎたり、夜遅すぎたりしないか

を確認しましょう。

格安ツアーの場合はフライトが予め決まっておらず直前にわかることがほとんどです。
だからこそ安く行けるので仕方ありません。値段を優先したということで、好みのフライトだったらラッキーという気持ちで祈ります。

いずれにしても勝手な憶測はしない

どんなこともパンフレット・サイトのツアーの案内に明記されてないことは確約されていません。
お知り合いが旅行をした時の話ではこうだったからとか いい方に勝手に考えて実際には違った場合に自分がショックを受けることになります。
勝手な勘違いでの期待はしないようにしましょう。
もし不明点があれば事前に質問して確認しておくと安心です。

最終的には納得できるかがポイント

全てが自分好みのツアーは募集型のツアーでは見つけるのが難しいこともあるかと思います。
そんな時は何が自分にとって外せない旅の目的なのかを整理して優先度の低いものは仕方ないと納得した上でツアーに申し込むことが大事です。
勘違いで無駄にハードルを高くするのは失敗のもとです、しっかり内容を理解した上で選ぶことで後悔せずに済みますよ。

どうしても妥協できない時は自分で手配をするか、割高ですが旅行会社に個人手配のツアーを組み立ててもらうかするのも一つの手です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

行きたい所を探す時間がたっぷりある今、ぜひぜひたくさん調べていただいて海外旅行が再開したときに良いスタートダッシュが切れるように備える参考にしてもらえたら嬉しいです。

それでは良い旅を♪

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