モロッコってどんな国?【井戸の事故のニュースは有名な青い街】

Morocco

先日日本のテレビ番組でも取り上げられていたモロッコで5歳の男の子が井戸に落ちてしまい、懸命な救助作業をするも亡くなってしまったニュースはとても残念で印象に残っている方も多いのではないでしょうか?
そして合わせて

モロッコってどんな国なのかしら?
青い街で有名な「シフ・シャウエン」ってどこだろう?
モロッコか 聞いたことあるけどアフリカのどのあたりだったかな?

なんて疑問も出たかも知れません。

この記事では海外旅行添乗員をしていてモロッコには何度も訪れていて好きな国の一つに挙げている筆者があまり知られていないモロッコの魅力や観光のみみより情報をお伝えしたいと思います。

「モロッコって○○なんだって」
「モロッコと言えばあれだよね」
と誰かに話したくなる小ネタが満載ですのでぜひ最後までお読みいただきモロッコについて詳しくなっていただけたらと思います。

それでは順番に見ていきましょう!

もくじ

モロッコの基本情報

アフリカの中でも北西の端っこ

モロッコは北アフリカの西端にあるので地中海と大西洋に面しています。
そのため歴史的にヨーロッパと深く関りがあり、今でもアラビア語ベルベル語だけでなくフランス語と一部ではスペイン語が通じます。
特にスペインは海を渡ってアフリカ大陸側にも領地を持っているのでその港町は本当に色んな人と宗教が混じっていてちょっと大きな声では言えない品物のやり取りも行われていることと思います。
そして人種としてはアラブ人が65%、北アフリカに元々住んでいたベルベル人の割合が30%ほどいて北アフリカの他の国より多いです。
アフリカというと黒人をイメージする方もいますがエジプトとかもそうですが北アフリカはちょっと違います。
中東から来たアラブ人と元々いたベルベル人が混じっています。

ちょっと昔のフランスのサッカー選手ジダンさんとか
沢尻エリカさんのお母様はベルベル系ですよ。

アフリカだけど雪が降る

北東から南西に斜めに延びる形でアトラス山脈という山々があり最高峰は4160メートルで、地中海からの湿気た空気が山脈にあたり西側に雨を降らせるのでオリーブやフルーツ、野菜等農作物も問題なく育ちます。
そして西で湿気を落としきるので山の東側は乾燥し、さらに東へ離れていくとサハラ砂漠が始まりアルジェリアとの国境になります。

山を越える峠は度々雪で通行止めになりますが、スキー場があったりスイスデザインを取り入れた雪に備えた建物があったり、こんな所もあるのかと驚かれるポイントです。

王様大好き

モロッコは王国です。立憲君主制なので議会があって投票もありますが一応君主として王様がいます。
今の王様モハメド6世は国民に寄り添う姿勢が強くそれをしっかり行動に移したタイプです。
国民の失業・貧困などの社会問題、教育問題を軽視せず、イスラム教にありがちな男尊女卑的な考えもとても薄いです。

そしてチュニジアで起こった「アラブの春」の波がモロッコに来た時も一斉デモがあった時にすぐに自ら王権の縮小と首相の権限の強化を提案して国民投票をさせて新憲法を作りました。
そのため暴動などに大きく発展することなく鎮静化しました。

こんな新しいタイプの王様のさらに素敵なところは他国を含めたイスラム教社会全体でも一定地位を築いてることです。
なぜならイスラム教をおこしたムハンマドの血筋の方だからなんです。
そのため他のイスラム教の大国とも対等に外交ができてなおかつ隣国アメリカとも仲が良くほんとにモロッコはバランスがいいなと思います。

ホテルやレストランでは必ず国王の写真を目立つところに掲げるようですがみんな嫌々ではなく本当にフレンドリーな気持ちで掲げてるようです。
でも最近は奥様ラーラサルマさんが全く出てこないことでゴシップのネタになっててモロッコ人も口を閉ざしながらも何か言いたげな表情をしたりします。

ややソフトなイスラム教の国

国の宗教はイスラム教ですがどれくらいのスタンスでいるかは個人に委ねられています。
イスラエルが建国されるまではユダヤ教の方も多く古くから共存しているので各都市旧市街にはメラーといわれるユダヤ人街の名残が残っていたりしますし、フランス領だったこともありワインも生産してます。(グリと言われる白ワインとロゼワインの中間的なグレーワインが有名です)
またヨーロッパの方の旅行先として近いけど異国情緒がたっぷりなので大変人気でホテルのレストランでは大抵アルコールを扱ってます。

モロッコの観光情報

中東又はパリ経由でのツアーが多い

日本からのツアーの場合、直行便はないので中東かパリで乗り継ぎます。
個人旅行でスペインのついでに行く方もいるようですがちょっと珍しいかなと思います。
少し危ない港町も通ることになるので上級者むけという感じですね。

各町に特色があって面白い

写真はマラケシュの夜のフナ広場です。色んな食べ物の屋台やヘナタトゥー屋さん、噺家、動物遣い等なんでもあって毎晩賑わってます。私は誰かの入れ歯を売ってる人を見ました。。
また広場の奥にはセックスアンドザシティのロケも行われたカラフルなお店がひしめき合う旧市街が広がっています。

こちらは古都フェズの旧市街の一角にある革なめし職人地区の様子です。フェズは迷路のような旧市街と伝統工芸で有名でその昔全国の職人が集まり栄えた町です。今もその流れが残ってはいますが、技術が途絶えて無くならないようアメリカ人が発起人となり守っていく活動も行われています。

他にもサハラ砂漠が始まる町エルフードではラクダに乗って砂漠の日の出が見られたり
後述するシフシャウエンは青い街があって、
車窓ではいくつもの赤土で作られ朽ちかけたカスバ(昔の土地の有力者の家)を通ります。
冬の終わりには日本の桜のようなアーモンドの花がとてもキレイです。

お土産はオイルと伝統工芸品

なんといっても高品質のアルガンオイルです。
無印良品では30㎖で1800円くらいで売ってたりしますが現地ですともう少しリーズナブルなものや質のよいものが手に入ります。他のオイルに比べて浸透力が強いので私は洗顔したら導入剤としてアルガンオイルを付けてからオールインワンゲルが定番です。
またバラの産地なのでバラのエッセンシャルオイルもおすすめです。
他は伝統工芸品の陶器、革製品、刺繍、銅細工、真鍮製品などなど可愛いものがいっぱいです。
伝統衣装も素敵なのでぜひ着てみてほしいです。

食事は色んな種類のタジン

水が乏しいエリア出身の方々なので水をあまり必要としない無水鍋のタジンで火を通す料理が多いです。

  • チキンとレモンとオリーブのタジン
  • 牛肉とプルーンのタジン
  • ひき肉と卵のタジン
  • オクラとトマトのタジン  などはよくある典型的な組み合わせのタジンです。


私が美味しくて印象に残っているのはヤギのタジンです。トロトロで美味しかった~

あとはアラブっぽい火の通った野菜の前菜が数種類出ます。
ひよこ豆、レンズ豆、インゲン、オクラ、ナスはよく見かけます。

またハリラというスープは骨付き肉で出汁をとってトマト、玉ねぎ、セロリ、パセリ、小さいパスタなどを入れたもので味噌汁的なポジションで美味しいです。

主食はパンですが、クスクスというセモリナ粉の最小パスタも煮込みとともに食べたりします。

総じてスパイスはあまり強くないので口に合うとおっしゃる方が多いように思います。

猫がたくさんいてかわいい

イスラム教の国は基本的に猫には優しく犬には厳しいところがあります。
猫は町に溶け込みエリアみんなで飼ってるような感じで餌をもらえています。
なので観光客のことも警戒もせずくつろぐ姿を見せてくれるのでとっても可愛いですよ。
猫好きな方にはおすすめな国です。
(ちなみに他にも挙げるならトルコとマルタとギリシャもおすすめです。)

井戸の事故があった町はシフシャウエンという青い街

シフシャウエンには花が映えて可愛くて絵になる路地がたくさんあります。
日本のテレビCМでも使われているのを見かけたことがあります。

この町は元は白い街だったけど蚊よけのために塗料にインディゴを混ぜるようになったから青くなったとか、スペインから逃れて住み着いたイスラム教徒にとって守られるような気持になる神聖な色だったからとか
青くなったのには色々説があるようで今ではよくわからないそうです。

町全体を遠めに見ても青いです。

この 他にはない素敵な雰囲気を求めて観光の方も行く街なので、日本のツアーでも行程に入ってることが多く今回井戸の事故をニュースで知って驚いた方も多かったと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
よくわからない遠い国だったモロッコが少し近くに感じられたのではないかと思います。

また次の旅の候補地リストに入れて下さった方は海外旅行が本格的に解禁されるまでにまだあと少しお時間かかると思いますのでぜひぜひ更に情報収集していただいて旅行に備えていただけたらと思います。

では良い旅を♪

よかったらシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
もくじ
閉じる