【メリット編】添乗員の仕事は楽しい?元海外旅行添乗員が解説!

旅行計画

出入国の制限が少しずつ緩和されるニュースが報道されるなど旅行業界にとって嬉しい話がちらほら出てきています。
添乗員の求人情報も目に付くようになったので「添乗員ってどんな仕事なのだろう?」と興味を持たれる方もいらっしゃるのではと思います。

今回は

添乗員の仕事ってキツイ話はよく聞くけど、
実際は楽しいの?メリットは?

という疑問に 海外旅行の添乗員をしていた筆者がお答えします!

この記事ではメリットや楽しいポイントについてクローズアップしますが、ツラいポイントや仕事内容なども詳しく気になる方は別の記事も参考になさっていただければと思います。

それでは順番に見ていきましょう!

もくじ

色んな所へ行ける

仕事なので無料

能力や希望、会社の方針にもよりますが基本的には色んな所に行くことができます。
そして仕事ですのでもちろん交通費、宿泊費などはかからず給料ももらえる訳です。
人と接するのが苦じゃなくて色んな所に行きたい方には嬉しい仕事だと思います。

私の場合南米に行くことが多く、月に一回以上行った年もありましたが、多少別の国を挟んで行くので毎回飽きずに楽しめました。
上記の写真のイグアスの滝も何度も行きましたが季節によって水量も違うし、食事も美味しいのでいつも楽しかったです。
国内ですと同じ行先が毎日、毎週と重なると多少飽きるかもしれないですね。

食費・光熱費が抑えられる

海外の場合 ヨーロッパ等、8日間くらいのツアーの仕事が多くあります。
この仕事を月に2本したとして出発日帰国日も含めちゃいますが16日は家にいないのでその間光熱費がかからず、基本的には食費もかかりません。
食事はツアーの行程に含まれる場合は同じものを食べられますし、フリータイムの場合は行先の物価に合わせて少しのお金が支給されます。
予算はいつもオーバーしてましたが好きなものを食べれるフリータイムは私にとってはご褒美でした。

毎日違う環境で働ける

通勤ストレスとは無縁

ツアーの前後にある打ち合わせと精算の業務で出社する時と、出発日、帰国日は電車を利用することになりますが混雑する時間はさけることができます。
国内の仕事の場合も朝早く夜遅いことが多いので通勤ラッシュにはあまり当たらないように思います。

毎日掃除したての部屋で寝られる

これは海外の添乗になりますが基本ホテルに宿泊なので連泊でなければ毎日新しい部屋に泊まれます。
ベッドやバスルームも掃除したてでシーツやタオルもキレイで嬉しいです。

逆に枕が変わると眠れない繊細な方や、一日の終わりに家でくつろぐ時間が至福という方には海外の添乗の仕事は向かないことになりますね。

一緒に働く人が固定されていない

嫌なお客様でも長くて10日間耐えればお別れできる

「この人 何を言ってるんだろう?」と思ってしまうような 常識や性格が自分とは合わない人とずっと一緒にいるのはストレスですよね。
そういう人が上司や同僚で毎日同じ空間で仕事をするのは大変だと思います。
添乗員の場合、嫌なお客様にあたってもツアーの間を耐えれば必ずお別れできるので気楽です。

一人なので気楽

裏を返せば頼れる人がそばにいないということになりますが、、
でも気の合わない同僚・上司に邪魔されながら仕事をするよりずっと気楽でストレスフリーです。
仕事の進め方も自分で決められるので目の前のお客様にとって一番良い方法をスピーディーに選択できるのはサービス業としてとても良いことだと思います。

自分の仕事に対しての反応がすぐにわかる

アンケートがあるのでとりあえずの評価がすぐに確認できる

「自分のした仕事はこれであっていたのだろうか?正解って何だろう?」と悩み、結果がすぐには見えないことは多いです。
その点 添乗員の仕事はお客様にアンケートをお願いするのですぐにとりあえずの評価を確認することができます。

感謝されるポイント、不満に思われてしまうポイントなど、、、
添乗員に関する評価でなくてもホテルや食事、観光内容について予め説明しておくことでお客様の受け取り方が変わるので事前案内にすぐに活かすことができます。

最前線にいるので感謝を直接伝えてもらえる

ツアーを企画した人、販売した人は実際にお客様に会うことは出来ませんが添乗員は最前線でお客様と接しているので直接感謝の気持ちを伝えてもらえます。
もちろん不満や怒りも伝えられますが多くは好意的な言葉です。

仕事の頻度を選べる

兼業や季節労働がしやすい

添乗員は誰かと協力して仕事を進めたり、さばいたりしないので自分が休むことで誰かの負担が増えるとか迷惑をかけるということはありません。
(もちろん一度仕事を受けたのにやっぱりできませんと言うのは物凄く迷惑です!!)

私の知り合いに冬はスキーのインストラクター・夏は添乗員をする人や、子どもが高校生になったので月に一回だけ添乗の仕事をするという人がいました。
また新人の頃は一つの仕事に対しての準備に時間がかかるので、詰め込み過ぎず仕事の間隔を開けながら働くので添乗員の仕事だけだと収入が低く厳しいので別のバイトをしている人が多いです。

私は海外の場合2~3ヵ月先、国内の場合1ヶ月先であれば休みたい日を予め伝えることで100%休めていました。
でも仕事の多い時、少ない時の差があるのでタイミングによっては希望休を出すことで思った以上に仕事を休むことになってしまうリスクもあります。

上記の写真は仕事が暇な11月に1ヵ月休みをとってセブ島に行った際の写真です。
予め相談して日にちを決めたので休みの前後には丁度よく仕事を入れてもらうことが出来ましたし、後ろめたさもなく思い切り休むことが出来ました。

まとめ

いかかでしたでしょうか?

添乗員の仕事の楽しい所やメリットを中心にお伝えしたので厳しさばかりがクローズアップされがちなので新鮮だったのではないでしょうか。

今後の記事で添乗員のなり方や向いている人、給料なんかも深堀して書いていこうと思うのでまた見ていただけたらと思います♪

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